ヨーダ流筋トレ術、フォースと共にあらんことを!

50代の筋トレ初心者が銀河系の冒険を通じて、筋肉とユーモアの力を育てていく物語

第七話: スター・デストロイヤー襲来 1

これは銀河の片隅から、筋トレ初心者のゴ・ジェダイが、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である。

遠い昔、遥か彼方の銀河系で、ゴ・ジェダイは空を覆い隠すスター・デストロイヤーから次々と飛び出してくるタイ・ファイターの襲撃にも動じず、空を見上げていた。

「これが運命か…」彼はつぶやき、アムロガンダムに最初に乗ったときのように、たまたま置いてあったミレニアム・ファルコン、いや、体組成計に飛び乗る。インジケータは彼の進化を示すかのように上昇し続ける。

 

身長:167cm(希望)

体重:63kg

体脂肪率:21%

内臓脂肪レベル8

 

半年前の10/20には、彼の数値は以下の通りだった。

身長:166cm

体重:63kg

体脂肪率:23%

内臓脂肪レベル:9

 

そして、結果はこうだ。

身長:+1cm(希望)

体重:±0

体脂肪率:-2%

内臓脂肪レベル:-1

 

彼はミレニアム・ファルコンのコックピットでレーザー砲を乱射し、帝国軍の侵攻を食い止める。その勇姿は、まるで筋トレの神々が彼に力を与えたかのようだった。今日はなんとか、帝国軍を追い払うことができたようだ。

そして、彼はそっとつぶやいた。「筋肉は裏切らない。」

 

彼はこの半年間の修行を思い出していた。フォースを高める50代からの筋トレの基本原則のおさらいはこうだ。

1つ目は、怪我のリスクを最小限に抑える、完全第一だ。怪我をしたら、筋トレも出来ないし、日常生活にも支障が出て、元も子もなくなる。

そして2つ目、無理をしないこと。若い時は多少の無茶も出来るが、慌てずゆっくりと、だが、確実に進めていくこと。若いパダワンのように無茶はせず、継続することで健康を維持。これが長寿の秘訣だ。

3つ目は、バランス良く全身を鍛えること。腕だけ、腹筋だけでなく、体幹を中心に全身の筋肉を均等に鍛えることが必要だ。なぜなら、日々の生活をアクティブに過ごすには、スマートな身体が求められるからだ。

 

では、それによるメリットはなんだろうか。

1つ目は、怪我や病気を少なくすること。筋肉はダースベーダーからのフォースチョークから体を守る鎧となり、階段等の段差にも負けず、日々の買い出し等にも余裕が出来る。

2つ目は、生活習慣病の予防になる。継続的に筋トレを行い、併せて運動することはさらに心理的にも良い影響がある。チューバッカと腹筋対決をするのも、エンドアの森を30分程度歩くだけでも気持ちがいいし、ストレス解消になる。

そして3つ目、最終的に筋トレは、銀河の平和を守る力となる


フォースと共にあらんことを!

第六話: 新たなる希望3 - 頼もしい仲間

これは銀河の片隅から、筋トレ初心者のゴ・ジュダイが、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である

 

ある日、ゴ・ジェダイは散歩中にふと思い出す。そうだ、ダンベルがあったのだ。急いで家に帰り、クロゼットを掻き回すと、そこには埃を被った黒いケースが。ケースの表には、Andy、と書いてある。おー、アンディ久しぶり、元気だったか。すまん、仲間だったことも忘れてしまっていた。ゴ・ジェダイはいつ出会っていたのか思い出せないまま、そっと蓋を開けた。中からは銀色に輝くダンベルが現れる。可変式で、重さを自由に調整できる。試しに軽い重さで挑戦するが、アンディはまるでデス・スターように重い。まずは、小さいプレートを外して軽くし、12回のリフトを目指すことにした。

右手にアンディ、左手に銀河の希望を掲げ、ゴ・ジェダイは帝国軍に立ち向かう。

 

しかし、4月20日に帝国軍が同盟軍を一掃すべく大攻勢をかけるという噂が彼の住んでいる街に流れてくる。その日は、ゴ・ジェダイが筋トレを始めてちょうど6ヶ月の記念日だ。彼は、仲間と共に帝国軍に立ち向かうべく、また一歩前に歩き出す。

ゴ・ジェダイは、筋肉の限界を超え、銀河の平和のために戦う。彼の筋トレは、ただのトレーニングではない。それは、帝国軍に対する抵抗の象徴なのだ。彼のダンベルは、希望の光となり、同盟軍の士気を高める。

彼の部屋の壁には、ヨーダの言葉が書かれている。「筋肉こそパワー。パワーこそ最大のアドバンテージだ。」ゴ・ジェダイはその言葉を胸に、ダンベルを持ち上げる。一回、二回、とカウントを重ねるごとに、彼の中のフォースが目覚めていく。

銀河系の運命は、ゴ・ジェダイの筋肉にかかっている。彼は、銀河の藻屑となるのではなく、新たなる希望の星となるだろう。

 

帝国軍との戦闘の結果はいかに。そして、アンディとの友情はどうなるのか。

 

フォースと共にあらんことを!

第五話: 新たなる希望2 - フォースと共に

これは銀河の片隅から、筋トレ初心者のゴ・ジェダイが、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である。

遠い昔、遥か彼方の銀河系で、ゴ・ジェダイは珈琲を飲みながら、1年で12kg痩せた時のことを思い出していた。

あの時は時間も自由で、多少の無茶も平気で出来た。

銀河の平和を守るために、まずは自身の体重との戦いに挑んだのだ。

あのとき行なった運動について思い返してみる。彼は歩いた、毎日2時間は歩いた。それが彼の運動の全てだった。筋トレは考えてもいなかった。彼は、有酸素運動で手軽な歩行を選んだ。走るのは苦手だが、歩くのは苦ではなかったので、続けられたのだ。

食事については、朝食は忘れてしまったが、お昼は基本サンドイッチ。ライ麦パンを使用し、何かその時にあるものを適当に挟んだ。茶色いパンの方が良いという情報をどこかで聞いたからだ。晩御飯は、人参とキャベツを刻んで、それにバターを入れてレンジでチンしたものを主に食べていた。今考えれば、バター使用でカロリーはどうなのかと思うが、当時はカロリー計算などせず、ただ野菜なら痩せそうだと思い、がむしゃらにそれを食べていた。

そんな日々を続けることで、結果的に彼は痩せることができた。

この経験で、彼は継続することの大切さを学び、それは、既にフォースと共に歩む道の始まりだったのだ。

 

次回、改めて筋トレを始めるゴ・ジェダイに頼もしい仲間が加わる。


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第四話:新たなる希望1 - ゴ・ジェダイの過去

これは銀河の片隅から、筋トレ初心者のゴ・ジェダイが、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である

彼の冒険は、フォースの導きと共に、健康と活力のパスを歩むことから始まる。

 

遥か彼方の銀河系で、ゴ・ジェダイは暗い部屋でうずくまっていた。

今、彼の前に立ちはだかるのは、帝国軍ではなく、体重計の冷徹な数字だ。床を見つめながら、一つのことを思い出していた。

それは、彼が10代後半の時まで遡る。

 


ゴ・ジェダイは体重計に載っていた。針が70という数字の上にもう少しで掛かろうかというところだ。 70kgという重力の呪縛に、彼は尻込みをしているのだろうか。

「さすがに70kgはやばい」と彼はつぶやく。かつてはスマートだった彼も、高校時代の朝御飯、1限目終了後の早弁、お昼は食堂で定食。学校から帰る前に食堂でうどん。帰って晩御飯、そして夜食のラーメンという6食生活が原因で、シャバ・ザ・ハットのような立派な腹を手に入れてしまったのだ。

しかし、彼はまだ気付いていないが、すでにフォースと共にあった。

1年で12kg体重を落としたのだ。

ゴ・ジェダイはふと我に返った。そして、イウォークと森を駆け回り、ジャージャーピンクスと飛び跳ねた懐かしい日々を思い出し、再びあの時のような軽やかなステップを踏むことを決意した。

 


しかし、今は、怪我のリスクを最小限に抑えつつ、効果的な運動を行い、健康を維持し、フォースと共に歩むことが大事だとゴ・ジェダイは知っている。彼の新たなる希望は、再び輝く星となることだ。

 

彼が若かりし頃に行なったダイエットとは?そして、銀河の未来はどうなるのか。


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第三話:フォースの覚醒3 - 敵を知り己を知れば百戦危うからず

これは銀河の片隅から、筋トレ初心者のゴ・ジェダイが、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である

 

第二話:「フォースの覚醒2 - 銀河系最強の筋肉とは」こちらから。ゴ・ジェダイは理想の体型を見つけられるか。


遠い昔、遥か彼方の銀河系の草原でシャドウボクシングをしている1人の男がいた。帝国軍将軍という目標を定め、気分が高揚している、そう彼の名はゴ・ジェダイ

彼は帝国軍将軍に匹敵するフォースを目指し、日々研究中だ。さて、目標がブラピと決まったところで、まず己を知る必要がある。彼と私との差をだ。

そこで、ジェダイと言えば、そうライトセーバー。筋トレ初心者にはどうのつるぎならぬ体重計だ。己の状態を客観的に知ることが出来る魔法の板。しかも単純に重さが測れるだけでは駄目だ。体脂肪率などがわかるものが必要だ。そう、体組成計!

しかし反乱同盟軍にもまだ入っていない私がロトの剣クラスは望めない。そこでネットでいろいろ調べてみる。最低限の数値が測定でき、コスパのいいもの、そして、データが転送出来、携帯で見られるもの。10,000銀河クレジット前後が希望だ。

1週間ほど、あーでもない、こーでもないと迷ったあげく、エレコムのものにした。早速設定に入り、そして、己のフォース状態を確認する‥

 

ここで、シスとも言うべきブラピのフォース情報を見てみよう。ネットからだと‥

 

ブラピ

身長:180cm

体重:70kg

体脂肪率:5%

 

ブラピのフォースは圧倒的だ。

たがそう簡単には諦めるわけにはいかない、銀河を守るため、愛する人を守るために戦う!

ブラッド・ピットさん(もう略して呼べる存在ではないことが明確になった)、待っとけよ!(小声で

 

再度、冷静にフォースを確認してみよう。

 

ブラピ

身長:180cm

体重:70kg

体脂肪率:5%

 

ゴ・ジェダイ

身長:166cm

体重:63kg

体脂肪率:23%

 

身長はどうしようもないので、ここでは敢えて目をつぶるとする

体重は勝っている!7kg

問題は体脂肪率か、18%差

 

3年後の目標

身長:170cm (夢)

体重:58kg (もう少し多くても可)

体脂肪率:12%


遠いのでまずは、半年後の目標を立てるとする

身長:168cm (願えば叶う!)

体重:63kg (筋トレとダイエットのバランスで変わらず)

体脂肪率:21.4% (脂肪を1kg減らし、筋肉を1kg増やす)

帝国軍の将軍を倒すのに何年かかるのだろう‥

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ。」 ジェダイマスター アンザイセンセイの言葉を胸に、ゴ・ジェダイは挫けずにトレーニングを続ける。

次回、ゴ・ジェダイの過去が明かされる。彼のフォースの源泉とは何か?そして、彼の未来に待ち受ける運命とは?

 


以上、ゴ・ジェダイでした

 

フォースと共にあらんことを!

第二話:フォースの覚醒2 - 銀河系最強の筋肉とは

これは、銀河の片隅から、筋トレ初心者の私が、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である

第一話「フォースの覚醒1 - 銀河系最強の筋肉を目指して」はこちらからどうぞ。フォースの導きを受け、ゴ・ジェダイが筋トレの道を歩き始める最初の物語です。

 

遠い昔、遥か彼方の銀河系で、1人の男が携帯を片手にインスタグラムで、理想の体型を探していた。彼の名はゴ・ジェダイ。彼は、銀河帝国の支配に苦しむ惑星の出身で、反乱同盟軍に加わることを夢見ていた。しかし、彼は、今の自分の体に自信がなく、勇気が出なかったのだ。

さて、どんな身体になりたいのか、まずは目標を決める必要があると思い、インスタで検索する。キーワードは、筋トレ、腹筋、ダイエット、absなどなど。出てくる画像がどれもすごい、みんな、ムキムキ、バキバキだ。特に外国人はぱねえ。不適切にもほどがある!を見てるけど、懐かしい死語など出てきて、逆に使ってしまう。これもダークサイドの仕業か。

さて、筋肉の大きさで見てみようと思い、個人的フォースランキングを作ってみた。すると、こんな感じになった。

SS:昔のシュワちゃん

S:ランボー

A:ファイトクラブブラッド・ピット

B:ブルース・リー

Z:ゴ・ジェダイ

カタカナとしては違和感なく並んでいるが、実際には、私は、この中で一番弱そうだ。ドラゴンボール的に、ゴ・ジェダイZとかのほうが強そうだが、そんなことはない。私は、ただのゴ・ジェダイだ。

シュワちゃんの身体は論外として、ランボーは今見ると男前だ。だけど、ちょっとやり過ぎかな。となると、ブラピか、リーか。ブラピは、ファイトクラブで見せたあの腹筋が忘れられない。リーは、カンフーの達人で、スピードとパワーが凄い。どちらも、私には到底及ばない存在だ。そういえば燃えよドラゴンにいつも出てくる悪役がいい味をだしていたのをふと思い出した。

ちょっと待て、今50代で学生時代も体育会系でないうえ、大した運動もしていないのに、ブラピとかリーとか笑止千万ではないのか。とはいえ、痩せて健康的に、筋トレして日々の生活をアクティブに送る、と決めたのだ。高みをめざせ、ということで、ブラピとする!待っとけブラピ、待たせてごめんジョリー、勝手にしやがれジュリー。

というわけで、私は、帝国軍将軍に君臨するブラピを目指して、筋トレに励むことにしたのだが、そこで、私は、運命的な出会いをすることになる。それは、銀河系最高の筋トレマスター、ヨーダとの出会いだった。彼は、私に、フォースを使った筋トレ術を教えてくれたのだ。それが、ヨーダ流筋トレ術である。

ヨーダ流筋トレ術とは、そして、帝国軍将軍との戦いの行方は!お楽しみに!

 

以上、ゴ・ジェダイでした。では、また。

フォースと共にあらんことを!

 

第一話:フォースの覚醒1 - 銀河系最強の筋肉を目指して

これは、銀河の片隅から、筋トレ初心者の私が、ヨーダ流筋トレ術を惜しげもなくお届けする物語である

遠い昔、遥か彼方の銀河系で、1人の男が鏡の前で立ち尽くしていた。彼の名はゴ・ジェダイ

彼の体は、かつての栄光の日々を忘れ、ぷにぷにとした新たな形を取り始めていた。体重計の数字は、日経平均のように上昇し続け、まるでバブル経済のよう。もしもこのままだと、5万円台も夢ではないかもしれない。

美味しいものも好きなだけ食べたいし、さらに美味しい食事には美味しいお酒も必要だ。

「でも、今度の夏、薄着になったとき、これはちょっと…」ゴ・ジェダイは思った。「子供とプールに行くかもしれないし、海にも行くかもしれない。そして、もしかしたら、友人のプールサイドパーティに呼ばれるかもしれない!」

そんな時、彼はもっと動ける身体でいたいと願った。

しかし、彼の身体は重く、まるでダークサイドの力に引きずられているかのようだった。日常生活でちょっと重いものを持ち上げるだけで、圧倒的にパワーが足りないのだ。階段を上るのもしんどく、走るなんてもってのほか。50代になって、これはどうにかしなければならないと感じていた。

さらに、最近、同世代で怪我などを聞くことが増えた。階段で転んだ、車道と歩道との段差で足を踏み外し足を捻った、など。

自分の体を大切にしなければならない、それには自分の体を変えることが必要だ。

「スマートに!パワーを!フォースを!」ゴ・ジェダイは決意した。

しかし、彼の前には大きな壁が立ちはだかっている。それは、ダイエットが先か、筋トレが先かという、永遠の問題だ。ダイエットで痩せることはできるが、筋肉が増えることはない。筋トレで筋肉は増えるが、体重も増える可能性がある。

ゴ・ジェダイは、まずはどういう身体を目指すのか、をインスタでリサーチし、初日の活動を終了とした。ダークサイドは、まだ彼を見逃してはいないが、彼の冒険はこれから始まる。

 

彼の物語は、銀河の歴史に新たなページを刻む。ゴ・ジェダイは、フォースの導きを受け、筋トレの道を歩み始める。彼の目標は、筋肉とユーモアを鍛えて、健康な体と心を取り戻すこと。そのためには、食生活を見直し、運動を日常に取り入れ、フォースのバランスを保つことが必要だ。若かった時のように無茶は出来ない、そのためこれは長い戦いになるだろう。ゆっくりと、だが着実に進むしかない。

筋肉はフォースのように、見えないが確かに存在し、彼を支える。

ゴ・ジェダイは、自分自身との戦いに勝利し、再び輝く星となるために!

さあ、はじめよう!

 

フォースと共にあらんことを!